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中国粉ミルク問題


中国粉ミルク問題


中国では2008年、国産メーカー、三鹿集団の粉ミルクに有毒物質のメラミンが混入されていた事件が大きく報じられ、国民の間で粉ミルクの品質への懸念が拡大。

そのため香港などで海外製のミルクを買い占めたり、海外から取り寄せたりする人が増え、各地で品不足を引き起こすなど、中国の粉ミルクをめぐる混乱は長引いている。
中国粉ミルク問題−2014年6月1日の記事

中国の国家食品薬品監管総局は乳幼児用粉ミルクの品質向上対策として、国内メーカーの生産許可について再審査し、2014年月30日、改めて生産を認められたメーカー、82社のリストを発表した。

審査に合格できなかったなどの理由で許可を得られなかった企業51社は、生産を停止する。新華社が同日伝えた。

現在中国当局は国産品や国内で販売される商品について信頼回復に向けた取り組みを加速させている。今回の生産許可の再審査に加え、5月初めには中国への輸入を認める海外メーカーのリストを発表した。

中国の乳業分野に詳しい専門家の宋亮氏は新浪財経の取材に対して、「メーカーの3分の1以上が市場から淘汰(とうた)されるという結果は、ほぼ予想と合致する。ただ、当局の審査は中国企業に非常に厳しく、海外企業には甘い。政策的なアンバランスがみられる」と指摘。また、今後2〜3年で82社のうちさらに20社以上が淘汰されるとの見方も示した。
中国粉ミルク問題−2014年5月5日の記事

中国メディア・人民網は2014年5月2日、中国の品質管理当局が1日より未認可の国外メーカーが生産した「乳幼児用粉ミルク」の輸入を禁止する措置を実施し、認可リストに日本と米国の企業が含まれていないことを報じた。

記事は、中国国家認証認可管理委員会が乳製品の輸入を許可する国外生産メーカーの第1次リストを発表、アイルランド、オーストリア、オーストラリア、ポーランド、デンマーク、ドイツ、フランス、オランダ、スペイン、シンガポール、ニュージーランド、英国の13カ国41社がリストに入っていたと伝えた。

また、国家質量監督検験検疫総局が4月1日から「輸入品ミルクの中国語ラベルは必ず輸入前に貼付すること」などの規定を施行するとともに、今月1日より、未認可の国外メーカーが生産した乳幼児用粉ミルクの輸入を禁止したと紹介。同局は、大量包装の粉ミルクを輸入後に小分けすることも禁止した。

これらの規定により、現時点でリストに含まれていない日本や米国企業の製品は、輸入が認められなくなった。日本メーカーの粉ミルクについては、中国国内で生産されたものであれば引き続き同国内での販売が認められる。また、今後当局の認可リストに入ることができれば、国外生産品の中国輸出も可能になる。

今回の措置は、2008年に国産粉ミルクのメラミン混入事件に端を発する、粉ミルクの安全性問題に関係するもの。中国では事件発生以降、日本をはじめとする国外メーカーの粉ミルクが脚光を浴びたが、国外生産品をかたった偽装品や、ラベルの偽装が続出。厳しい規制が求められてきた。

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