2011年6月中国の洪水


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2011年6月中国の洪水

中国の新聞やニュースの記事について取り上げる。
中国の洪水についてここでは最新の情報を、随時更新したいと思う。

2011年6月中国で起きた洪水の被害状況報告

2011年6月27日(月曜)
中国国際放送局が報じるところによると
6月3日以降、長江の中流と下流地区での4回にわたって大規模な豪雨があり、干ばつ被害に見舞われていた湖北省や湖南省、江西省、安徽省、江蘇省では、干ばつ問題が解決されたという。
しかし西北部の甘粛省、寧夏回族自治区、山西省、内蒙古自治区の中西部と新疆ウイグル自治区の南部では、降雨は依然として少なく、干ばつが続いている。
24日までに中国全土で干ばつの被害を受けた耕地面積は約390万ヘクタールで、365万人が飲用水不足に悩まされているという。

2011年6月24日(金曜)
洪水被害を受けている重慶市は23日21時現在で180万人が被災し、2人が死亡、2人が行方不明、11万人が非難していると発表。
5600棟が倒壊、1万3000棟の家屋が損壊。
直接被害は7億8000万元（97億円)にのぼっている。

2011年6月21日(火曜)
今回の大洪水は中国各地を揺るがした。
中国東部、南部、南西部で発生した大洪水により、少なくとも175人が死亡。
それに伴い野菜の収穫が深刻な打撃を受け、食品価格の高騰に拍車がかかった。
今回の洪水は10以上の省や地区に被害をもたらし、ここ数十年で最悪の事態となったようだ。
175人が死亡、86人が行方不明、160万人が避難生活を余儀なくされている。
これまでの被害総額は50億ドル（400億円）を超ええると見られている。
洪水の被害を受けた農地面積は中国全体で43万2000ヘクタールにも及び、内24万1600ヘクタールは浙江省で、同省全体の8分の1の面積に匹敵する。
5月の食品価格は前年比11.7%の上昇とこれも高い数字を示しているが、今回の洪水の影響で、浙江省杭州のある大市場では野菜、果物、穀物の価格が40%上昇しているとか。
中国政府はそれほどの影響はないと見ているが、心理的な影響を受けてインフレ期待が高まる可能性があるとして、今後見守る必要があるとの意見もある。

2011年6月18日(土曜)
豪雨による洪水被害がまだ続いている。
いまだ100万人以上が非難を余儀なくされている状態。

2011年6月17日(金曜)
ロイターによると、この日17日中国政府は、洪水警戒レベルを最高の4に引き上げた。
2011年5月深刻な干ばつに見舞われた長江流域の7つの省と重慶市で洪水や土砂崩れが発生、16日にも19人が死亡、7人が行方不明に。
これまでにわかっている死者は少なくとも105人、行方不明者は65人。

2011年6月13日(月曜)
中国新聞社によると、湖南省、湖北省、江西省、安徽省、重慶市、貴州省、新疆ウイグル自治区など中国南部を中心に続いている洪水や土砂災害で、被害者が700万人を超えたという。
湖北省では13日午前9時までに、29人が死亡、10人が行方不明。被災者は136万9000人で、建物1万2000等が倒壊、3万棟が被害を受けた。
耕作地は8万600ヘクタールが被害。
湖南省では13日9時までに、6人が死亡。
被災者は92万5000人で、建物3400棟が倒壊、6200等が被害を受けた。
耕作地は5万5300ヘクタールが被害。
新疆ウイグル自治区でも13日9時までに1人が死亡。
被災者は約1000人で、100棟ほど倒壊。

2011年6月7日(火曜)
記録的な干ばつ。
長江流域は、6月に入るまで「この60年で最悪」と言われる干ばつに見舞われていて、農業や漁業が深刻な打撃を受けていた。
しかし6月4日から一転して大雨が降っている。
6日までに14人が死亡、53人が行方不明、6万人以上が避難生活をしていると国営メディアが報道している。