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中国とエボラ出血熱 |
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中国南部の広東省でエボラ出血熱に感染している疑いが持たれていた43人は、分析の結果、陰性だった。新華社通信が伝えた。
今のところ中国ではエボラ出血熱の感染は確認されていない。しかし中国政府は、エボラの流行が深刻な脅威を与えていることを認めている。
今回の検査で陽性の疑いがあった43人に陰性という結果が出たことに中国当局を含め世界の人々はほっとしているだろう。14億人とも言われる中国、衛生観念を含め予防策の乏しいちゅうごくで感染が広がったら世界はどうなってしまうだろうと考えてしまう。
しかしまだ油断はできない。
広東省では今も3000人以上が、エボラ出血熱に感染している疑いが持たれている。これらの人々は全員、エボラが猛威を振るっているアフリカ諸国から戻ったばかりで、隔離されている。
中国はここ10年でアフリカ諸国との結びつきを急速に強めている。現地の天然資源や成長市場を狙ってインフラ整備計画に数十億ドル規模の資金を提供している。そのためアフリカ最大の貿易国になっている広東省にはアフリカ人も多い。
ボラ熱が最も流行している3国―リベリア、シエラレオネ、ギニア―と中国との貿易額は昨年、51億ドル(約5460億円)と、米国と3国との貿易額の約10倍だ。
まだまだ予断は許さない。日本もエボラ出血熱の感染予防を強化していくべきだ。
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