ホーム>中国基本情報>中国のインターネット(3Gカード)とパケット
中国のインターネット(3Gカード)とパケット |
 |
 |
 |
 |
|
 |
この記事の内容は古くなっているので、参考程度に!。というもの3Gカードは廃れてしまった。
中国のネット文化はすごい速度で発展している。
日本で生活していた時もインターネットなどIT関連の進歩はめざましいと思っていたけど、中国のそれも日本に匹敵するほど・・・。
中国ではインターネットがかなり普及している。電話会社が電話回線や光回線を使用して提供するサービスや、モバイルネットワーク3Gを使用したサービスもある。
たとえば3Gカードは携帯でネットができるのはもちろんのこと、日本でもあるUSB機器にカードを差し込んでパソコンにつなげることによって、どこでもネットが楽しめるサービスがある。
3Gカードを使うなら中国で面倒な電話を開通する手続きや、ネットをするための面倒な設定をする必要がない。
携帯電話が3Gなら一枚のカードで足りるし、2Gの場合は二枚のカードをくれる場合がある。一枚は携帯専用、もう一枚はネット(パソコン)専用。これは便利だ。
やわらんが日本で生活していたときも移動が多かったり、外で自由にネットをしたかったから光回線のネット以外にドコモの3Gカードを使っていた。それほど頻繁に使うわけではなかったので"ドッチーカ"というものを選んで、外出先でメールの確認程度に使っていた。でも意外とこれも便利、どこでもネットができるからね。
|
下の写真が日本のドッチーカというUSB機器
 |
 |
これを見てみると右側に"ZTE"という文字がある。
実はこれ中国の電話会社の一つ"中興"という会社。
この"中興"という会社、実は中のカードは"中国電信"と"中国連通"の3Gカードを使っている。どのような経過わからないが、機器の普及を目指したのだろうか・・・・どちらの会社のカードでも使える機器を発売している。
もしかしたら・・・ドコモのドッチーカは"W-CDMA"方式なので、同じ通信方式の"連通"のカードを使ったら中国でこの機器を使えるんじゃないか・・・と思うんだけど、まだ試していない。
今度時間があったら試してみようかな。 |
 |
中国の3G |
 |
中国には今USBタイプの3Gカードが三種類ある(3つの電話会社)。日本と同じでそれぞれ電話会社がサポートしている。
どんな種類があって、速度はどのくらいか、どれが使いやすいのか、検証とまではいかないけど実体験などを通してデータを公表したいと思う。
|
 |
・中国移動TD-SCDMA
最高理論速度384Kbps。とても早いと言えない速度なので中国移動は現在速度2.2Mbpsに引き上げる作業をしているという。まもなくそれも実現すると思う。
実際の速度は平均で下り60-70KB/S、上りが30-40KB/Sというところだ。 |
 |
・電信的CDMA-EVDO
最高理論速度3.1Mbps。現在大都市などではベータ版だが最高理論速度9.3Mbpsの導入に成功している。
実際の速度は平均で下り150-170KB/S、上りが120-130KB/Sくらい。 |
 |
 |
 |
ふたを開けるとこうなっている。機器の中にカードを差し込むようになっている。 |
 |
 |
・連通的WCDMA
最高理論速度14.4Mbps。現在3社の3Gカードの中で最も早い理論値、また実際の速度も速い。
実際の速度は平均で下り170-180KB/S、上りが130-150KB/Sというところ。 |
 |
 |
 |
なにはともあれネットをする時に最も重要なのは速度。これは間違いない。
ということで現在一番使い勝手がいいのは連通のWCDMAカードになると思われる。
やわらんが実際に使っているのは電信のカードだ。それを買ったときはあまり中国の3Gカードについて知らなかったため・・・・中国人の友人に勧められるまま買ってしまった。
ちなみに金額も会社、都市によってそれぞれ異なる。例えば天津での値段はこう。
・中国移動は月々80元でパケット量無制限。(カードにもよるが市内限定など指定されているものは少し安い)br>
・中国連通は80元でパケット量1Gまで、150元3G、300元10Gとなっているようだ。80元のプランで1Gを超えると1Mあたり1毛となる。
・電信のやわらんがつかっているのは月々98元で100時間まで。
調べてみると色々なプランがあって、金額も異なるので参考程度にしてください。
それから3Gカードをパソコンで使用するためのUSB端末。これもピンキリで200〜500元くらいのものがある。 |
日本人(外国人)の多い都市は暮らしやすい |
 |
最近、3GのUSBタイプのインターネットカードを使うことがあるのだけど、色々なタイプがあるので気になることをしらべてみた。
ある会社がだしているカードは時間制限タイプ。例えば1ヵ月100元で60時間まで。これならこれでわかりやすいけど、あるカードは最大流量800M/1ヵ月までとなっていた。
この流量というのは日本でいうパケットのことだが、ではそのパケット制限がある場合どのように計算したらいいのか?
中国ではよくSKYPEやQQを使う機会が多い。そんな時のために大体の目安としてこのようなデータがあったので紹介したい。
ちなみにパケットとは、通信時のデータの量を指す。大きなデータをなればなるほど、パケットもたくさん必要になる。
そういえばどうして日本ではパケットというものを使っているのだろう?だいたい表示されるときには〜バイト(B)ではないだろうか?最近のことはよくわからないけど・・・。
日本では1パケットは128バイトで、全角文字の約64文字に相当するらしい。
中国ではパケットという単位ではなくふつうのB,KB,M,Gの単位なのでわかりやすい。
1KB=1024B
1M=1024KB
1G=1024M
それで下記のデータをもとに計算すると、どのくらいの量を使うことになるのか大体計算できる。
でも単純に計算すればいいというものでもなく、画面に表示されるデータ量以外にも容量や費用がかかってくるらしいので参考程度にしておいてほしい。
|
 |
データ通信量(某日本の通信会社試算)
用途・ソフト | 単位 | パケット量 |
メール文字のみ300字 | 1回 | 20KB |
ホームページ閲覧 | 1ページ | 100KB |
SKYPE音声通話 | 1分 | 600KB |
SKYPEビデオ通話 | 1分 | 1.4MB |
YouTube動画標準画質 | 1分 | 18MB |
YouTube動画中画質 | 1分 | 38MB |
YouTube動画高画質 | 1分 | 62MB |
YouTube動画HD画質 | 1分 | 137MB |
ソフトダンロード | 1個 | ソフトの大きさによる |
|
 |
たとえばSKYPE音声通話だけのSKYPEの場合一分間で約600KBとなる。
1時間だと約36000、36Mくらいか。
SKYPEビデオ通話が1分1.4MBというのも少し疑問が残るところ・・・。というのも最近中国のアップル関係の報告によると1分で3.4Mという数字が出ていた。もちろん画質の質を落としたり、音質を変えれば違いがでてくるとは思うけど。
もうひとつ気になったのが、中国のネットユーザーの多くがQQなどのチャットはパケットをほとんど加算しなので、無制限に使えると話す。果たして実際のところどうなんだろう。
検証しなければ・・・・。うーむ、データ通信量の計算は難しい・・・。正確な数字がわかれば教えてほしい。
|
 |