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中国の大気汚染

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PM2.5とは
PM2・5とは 大気中に漂う微粒子のうち直径2・5マイクロメートル以下と特に小さいもの(1マイクロは100万分の1)。

通常のマスクも通してしまうほど小さいため、肺の奥まで入りやすく、大量に吸い込むとぜんそく、肺がんなどの健康被害を引き起こす可能性があると指摘されている。

pm2.5の大きさ

pm2.5の大きさ

髪の毛の太さの28分の1、スギ花粉の12分の1という小ささで花粉を防ぐ市販のマスクも通り抜けてしまう。
普通のマスクでは防げない。

スギ花粉: 約0.03mm
黄砂: 約0.5〜0.001mm
大気浮遊粒子状物質(SPM): 約0.00001mm〜0.1mm(粒子径)
微小粒子状物質(PM2.5): 0.0025mm以下(粒子径)


危険な「PM2.5」の粒子代表“硫酸塩エアロゾル” 中国の大気汚染物質である硫酸塩エアロゾルの濃度が高い時は、空が青くても、
眼と気道に刺激を感じ、ひどい時は鼻水や咳が出る。
また鼻血や結膜炎が出る人もいる。


・花粉に付着して、花粉症の症状を悪化させる。
・化学反応で 発がん性物質に変化する。

      硫酸塩エアロゾル + 光化学スモッグ + VOC + NOx → 発ガン性物質PAH
・光化学スモッグを発生させる。
      紫外線 + VOC + NOx → 光化学スモッグ

硫酸塩エアロゾルは
・後頭神経痛
・頭痛
・鬱
・神経痛
・アレルギー症状の悪化
などを発症させる。

健康被害についてはこちらのページに移動してくわしく見る


世界保健機関(WHO)の専門機関が、排ガスなどに含まれる微粒子物質「PM2.5」などの大気汚染物質による発がんリスクを最高レベルに分類したと発表した。

(ソース元)
世界保健機関(WHO)の専門組織、国際がん研究機関(本部フランス・リヨン、IARC)は17日、微小粒子状物質「PM2・5」など大気汚染物質による発がんリスクを5段階の危険度のうち最高レベルに分類したと発表した。
MSN産経ニュース『「PM2・5」に最高レベルの発がん性 WHO専門組織が警告』より


PM 2.5などの粒子状物質の発生源はどこにあるのか?
@人的によるもの
ボイラー等のばい煙を発生する施設、自動車、船舶等の移動発生源、塗装や印刷等のVOCを発生させるものなど、多種多様な人的起源がある。

A自然に起因するもの
火山や黄砂の他に、植物から蒸発するVOCなど。

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