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中国高速鉄道が開通
中国の新聞やニュースの記事について取り上げる。
2011年6月30日に中国の高速鉄道が開通した。その車両がおこす事故についてここでは最新の情報を、随時更新したいと思う。
2011年7月23日の中国鉄道事故についての詳細ブログはこちら
中国高速鉄道の事故・故障

2011年8月31日(水曜)
2011年8月31日、四川省で、走行中の車両から突然煙があがるトラブルが発生した。
同省達州から成都東駅に向っていたD5183列車の15号車で煙が噴き出し,遂寧・新橋間で緊急停車。「運行続行は不可能」と判断。
同鉄道局関係者によると、「乗客の安全を守るため列車のドアを開けて風を通すとともに、無料で飲料水を配布した。懸命に乗客をなだめた」という。

2011年8月1日(月曜)
2011年8月1日午後に事故を起こしたのと同じ中国浙江省温州を通る区間で、10本以上の列車で最大3時間半の遅れが発生。
一部列車は事故現場のある事故現場を含む区間で1〜2時間にわたって停止した。
停車した列車の乗客の話だと、車内では車掌から「前方の信号が灯ってない」という説明があったという。 2日になっても正常化せず、この日も14本以上が運休し、十数本の列車で最大4時間の遅れが起きた。
運行を管理する中国鉄道局は原因を「設備保全」としたがダイヤの正常化時期については「わからない」とした。

2011年8月1日(月曜)まとめ記事
7月1日から同31日の1カ月間、高速鉄道全路線で168件の故障が発生した。
そのうちメーカーの設計に原因がある故障は106件で、先月に北京―上海高速鉄道の運用車両の大規模回収を行なった中国北車グループ系メーカー製の車両CRH380BL型に関する故障が多くを占めた。

2011年7月30日(土曜)
2011年7月30日、北京・上海間高速鉄道で緊急停止、停電する騒ぎがあった。原因はある乗客がトイレで隠れてタバコを吸っていたことだったらしい。
問題の列車は北京南駅発上海虹橋駅行きのG13。発車から50分が経った午前10時50分ごろ、列車が急に減速し停車してしまった。車内の照明も消され、停電状態となった。
その時車掌からのこんなアナウンスが流れたという。「通路やトイレでの喫煙はやめてください。警報機が作動すると、臨時停車の原因になります」。
ちょっとおもしろい!!ウケた。

2011年7月27日(水曜)
2011年7月27日、大事故が起きた温州市付近でCRH1型車両が信号トラブルで緊急停車して動かなくなるトラブルが発生したという。
また温州付近か、また信号トラブルか・・・・

2011年7月26日(火曜)
2011年7月26日、中国の北京と上海を結ぶ「京滬高速鉄道」で今度は2度にわたり列車が止まるという事故が起きた。
事故が起きたのは26日午後3時(現地時間)ごろ。
上海虹橋駅から北京南駅に向かっていた「G18」便が発車から間もなく江蘇省の昆山駅で停まった。先頭から8号車まではエアコンも止まり、車内は蒸し風呂状態に。耐えきれなくなった乗客の抗議を受け、列車は何とか走り出したものの、昆山南駅で再び止まってしまった。
終点の北京南駅には午後7時59分に到着する予定だったが、結局、着いたのは約40分遅れの午後8時41分。当局は今のところ、その原因について「どんな故障が起きたのか分からない」としている。
(やわらんの一言)
原因がわからないって!!?まあ日本の新幹線も時間遅れや、人身事故、天候によって多少の遅れがでるものの、原因不明で運転再開するのはヤバいでしょう。それは日本ではありませんよ。

2011年7月25日(月曜)
京滬高速鉄道で25日に、電力設備の故障で列車が線路上に3時間ほど立ち往生するという事故が起きた。

2011年7月23日(土曜)
これは最近開通した高速鉄道ではないが、大きい事故なので紹介する。
中国浙江省温州市で23日夜に起きた高速鉄道列車の追突脱線事故の死者は24日午前までに35人(うち外国人2人)に増え、負傷者も210人に達した。
事故は、浙江省杭州発、福建省福州南行きのD3115列車(乗客ら900人余)が落雷で停電し、急停車したところに、後続の北京南発、福州行きのD301列車(乗客ら500人余)が追突。
鉄道省のその後の調べで、計6車両が脱線し、D301の前部4車両が高架から落下して、車両に乗客が閉じ込められたことが判明した。
この事故では日本人は含まれていないとの報告。

最新の情報 事故があった2本の列車はいずれも当初、最高時速380キロの最新型とは異なるとみられていたが、 中国メディアの報道によると、追突された列車は最新型とみられる。また、追突した後続の列車は北京−上海線を経由し、福州(福建省)に向かう途中だったことも判明。北京−上海線でも同様の事故が起きるリスクがあることが分かった。
この事故は信号システムのトラブルが原因の1つにあるとされている。追突された列車は永嘉駅を出た後、信号機トラブルで正しい信号を受信できなくなり、時速20キロで徐行。
追突した後続列車には、赤信号が青信号に誤って発信されていたため、先行列車に115キロのスピードで追突した。
この事故についての詳細ブログ

2011年7月18日(月曜)
上海から杭州へ向かう途中、異常停車。車体が左に15度に傾いたようで、その傾いたのまま走行したらしい。
(7月18日上午,上海虹桥至杭州的沪杭高铁途中停车,车体向左倾斜15度,并保持这一倾斜度行驶,而且空调已经停运。)

2011年7月13日(水曜)
午前、北京へ向かう新幹線が江蘇省南京の手前、镇江の近くで異常停止した。
(7月13日上午,京沪高铁再次发生故障,由上海虹桥开往北京南的高铁G114列车在镇江南站附近非正常停靠,一个半小时后换备车前行。)

2011年7月12日(火曜)
午前11時頃、安徽省宿州市付近で給電システムの故障により、やはり停電。エアコンが止まり蒸し風呂となった密閉型車両の中に乗客が閉じ込められる事態となった。
開業から2週間足らずの間に2回も停電したことで、中国ネット民の間では「ほら見ろ、高速鉄道はやっぱり危険やったんだ!」「2200億元(約2兆6400億円)も金かけてなんていうものを作ってくれたんだ」と非難があらわになっている。
。 しかし、中国の新聞では「停電はむしろ中国高速鉄道安全システムが信頼できることを証明した―日中高速鉄道技術研究者」を掲載、ネット民の反応とは180度異なる視点を提供した。
(7月12日,京沪高铁又因安徽宿州附近供电设备故障导致至少11趟列车到达北京南站晚点,3趟列车从北京南站推迟发车,数千乘客滞留在车厢内,列车断电导致空调也停了,封闭的车厢变得闷热难耐。其中,G11次高铁1号车厢有位乘客因中暑而晕倒。)

中国鉄道の権威、拓殖大学の王曙光教授のインタビュー

「運行中に電車が雷雨に遭遇するのはどの国だって避けられない。こんなのは『故障』でもなければ、『事故』でもない。突発的な自然現象だ。」
技術の評価は緊急状況後に正しく対応できたかどうで決まる。日本であれフランスであれ、高速鉄道を持つ国で同様の問題があれば最初の対応は自動的な電源カットとなる。
「雷の高圧電流は人間では制御できないもの。安全のため、速やかに電源カットすることは必然なのだ。」
「停電はむしろ中国高速鉄道が安全技術方面で信頼を置けることを証明するもの。高く評価するのが正しい。」
(停電から運行再開まで2時間かかったが)「もし日本の新幹線なら再開までの時間はもっとかかったかもしれない。 車両、線路を徹底的に検査するからだ。2時間は必要だった。時速300キロ以上の高速鉄道はリスクを解決しないで走らせるわけにはいかない。」


2011年7月10日(日曜)
北京・上海間高速鉄道は山東省済南市付近で雷雨のために停電、運行を停止した。
(因山东省境内雷雨大风,造成京沪高铁曲阜东至滕州东至枣庄间下行线接触网故障断电,导致19趟下行列车晚点。)

2011年6月30日(木曜)
北京−上海を結ぶ中国の高速鉄道が開通した。
日本やドイツの新幹線を元に改良を進めたと中国側は主張している。
最高速度を第一に考え、一時は380キロで運行するとしていたが、中国鉄道部の元幹部が、安全を二の次にして、速度を求めているといった発言が波紋を呼び、350キロで運行することになったが、最終的には300キロまで速度を落としている。
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