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韓国及び中国・MERSコロナウィルス感染症関連(2014年06月03日)

韓国及び中国・MERSコロナウィルス感染症関連(2014年06月03日)

韓国及び中国における中東呼吸器症候群(MERS)感染者の確認
2012年9月以降、中東呼吸器症候群(MERS:マーズ)の感染者の発生が引き続き報告されています。世界保健機関(WHO)が6月1日に公表したところによれば、これまでに累計で1,154人のMERSの確定感染者数が確認されており、このうち関連死亡者数は少なくとも434人と報告されています。

韓国では、5月20日に、バーレーンから帰国した韓国人男性に、同国初のMERSコロナウイルス感染が確認されました(輸入症例の発生)。その後、同患者との接触による二次感染が発生、また1名が渡航先の中国で後にMERSに感染していることが判明しました。

6月2日現在、韓国における発生例として累計25人のMERS確定感染者(うち死亡2人)が確認されています。このうち1人が中国広東省の指定医療機関で治療中です。


韓国におけるMERS感染発生状況は次のとおりです。
1例目の感染者は68才の韓国人男性で、4月18日〜5月4日までMERS流行国であるサウジアラビア、アラブ首長国連邦を含む中東諸国を訪問、5月2日にバーレーンを出国し、同4日にカタール経由で仁川空港より韓国に帰国しました。到着時には無症状でしたが、同11日に発症し、翌12日以降3カ所の病院を受診、検査の結果、5月20日にMERS感染が確認され、国家指定医療機関で治療が行われています。

韓国保健福祉部は6月2日現在、韓国におけるMERS感染発生例は累計25人(渡航先の中国で確認された1人を含む)となり、うち2人が死亡したことを公表しました。感染者の内訳は、1例目の感染者の家族が1人、同感染者を診察した医療従事者が3人、1例目の感染者が入院していた医療機関等を通じて感染した人が20人とされています。

中国におけるMERS感染発生状況は次のとおりです。
5月28日、韓国より香港経由で中国・広東省恵州市に入国した韓国人1名について、中国当局は29日、MERS感染が確認されたことを発表しました。これは中国で確認された初のMERS感染例となりました。中国・広東省衛生計画生育委員会は、同感染者との密接接触者を特定し、経過を観察しているとのことです。



なお、2月4日に開催されたWHOの国際保健規約(IHR)緊急委員会第8回会議においては、MERSに関し、委員及び専門家が討議を行っており、持続的なヒトからヒトへの感染を裏付ける証拠は見つかっていないとされています。一方で、感染予防と制御への対策が強化されているにも拘わらず、なおも医療従事者の間で感染が起こっていることに言及の上、感染パターンにほとんど変化は現れていないものの、引き続き国際的な感染拡散の可能性について懸念が残っていると強調しています。また、同委員会は、MERSコロナウイルスについては、「国際的に懸念される公衆の保健上の緊急事態(PHEIC)」としての条件はまだ満たされていないことを全会一致で結論付けています。

つきましては、韓国及び中国への渡航・滞在を予定している方や、現地に滞在している方は、在韓国日本国大使館、在釜山日本国総領事館、在済州日本国総領事館、在中国日本国大使館、在広州日本国総領事館及び在香港日本国総領事館のホームページを含め、最新の情報を入手するとともに感染予防に努めてください。

○海外安全ホームページ:感染症広域情報


MERSコロナウイルス感染について
一般的にコロナウイルスは飛沫感染や接触感染で伝播し、風邪などの症状を引き起こします。通常その毒性はそれほど強くありませんが、MERSのようにウイルスが変異した場合は強い毒性を持つ可能性もあり、注意が必要です。

コロナウイルスに対する一般的な具体的予防策は以下のとおりです。
 ● 休息、栄養を十分に取り、体に抵抗力をつける。
 ● 手指等の衛生保持に心掛ける。
 ● できるだけ人混みを避けるか、マスクの着用を励行する。
 ● 咳やくしゃみの症状がある患者とは、可能な限り濃厚接触を避ける。
 ● 温度の変化と乾燥しすぎに注意する。
 ● 高熱、咳、呼吸困難等の症状が見られた時は、適切なタイミングで専門医の診断を受ける。



MERSコロナウイルスの特徴及び上記に追加する具体的予防策は以下のとおりです。
 ● 感染者の約15%が医療従事者であり、救急外来での院内感染が問題となっているため自宅療養が可能な場合は救急外来の受診を控える。
 ● 50歳以上の感染者は重症化するリスクが高く、注意が必要です。
 ● 慢性疾患(糖尿病、高血圧、喘息、腎障害、心疾患、呼吸器疾患等)を持っている場合は重症化するリスクが高く、注意が必要です。
 ● 感染源である可能性が高いラクダとの接触を避ける。
  ラクダは威嚇行動でつばを吐くことがありますので、不用意な接近は避けてください。また、未殺菌のラクダ乳の摂取は厳につつしんでください。



○参考情報
  国立感染症研究所感染症情報センター:MERS(マーズ)コロナウイルス(MERS−CoV)

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