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中国世界遺産−泰山(たいざん)
中国語では[泰山] 中国語読みでは[taishan] |
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泰山とは |
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泰山(たいざん)は中国の山東省泰安市にある山
高さは1545mと言われている。(頂上は玉皇頂)
中国にある道教の聖地である五岳の一つ(五つの山)泰山は五岳の中で最も尊いとされる。
1987年にユネスコの世界遺産に複合遺産として登録されている。 |
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泰山 |
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日本で言う富士山みたいなものかもしれない。ほとんどの中国人が人生で一度は登ってみたいと言う。
調べてみると泰山は様々なものに関係している。例えば
★中国の信仰の一つ、東岳大帝(泰山府君)と碧霞元君(泰山娘娘)を祭っている。
泰山府君は病気や寿命、死後の世界など生死にかかわる事全般。
碧霞元君は出産など女性に関する願い事全般にご利益があるとされている。
★さらに泰山の山頂には人間の寿命の定数を記録した原簿がおかれているという信仰もあったみたいだ。
★また仏教の経典の中にある「太山地獄」が「泰山の地下深くに実際存在すると考えられるようになった。
★道教寺院や仏教寺なども見られるし
★孔子が泰山を訪れていたため、孔子廟も作られている。だから儒教とも大いに関係している。 |
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泰山の上り口、方法は幾つかある。

山は山だが階段でほぼすべて石の階段で作られている。その総数約7000階段。 |
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管理人は3月くらいに登った、確かに気温は寒かったがひたすら階段を登っていくので結局は暑くなる。登るのに一番いい季節は4月から10月といわれている。
ちなみに7月の平均気温は17度くらいなので、暑くはなく絶好の日和と言えるかもしれない。
階段、階段、ひたすら階段。頂上は1532mしかないけど、なんだかやけにたくさん登る気がする。
もちろんところどころに手すりが備え付けられている。
みたところお年寄りの方がかなりいたので、やわらんはこれは負けていられないと思ってがんばった・・・。
山の上からの景色はかなりいい!!めちゃくちゃ気持ちいい!!
上から下を見下ろしてみると・・・・
すごいすごい、こんなに階段を登ってきたのか〜と感心してしまう。写真で見られるかな?山のずっとむこうまで階段が続いているのがみえる?
かなりの距離がありそうだけど、下から歩いても普通の山登りの速度で6時間くらいで登れると思う。たしかそのくらいだった。
途中まではバスで行けるし、そこからロープウェイに乗れば頂上付近までいける。あまり足腰がよくない人や、時間がない人は利用するといいかもしれない。
でもやっぱり自分の足で登ったら感慨深いだろうな〜。
頂上にあるおもしろい石と、有名な場所。
この岩にはなんて書いてあるんだろう。
この一風変わった岩はかなり有名らしい。頂上付近にあるんだけど、そこからの眺めはなかなか・・・。
多くの中国人は朝日を見にここに来るらしい、朝には雲海が眼下に広がって、そこから太陽が昇ってくる。それを見るためにみんなは朝までいるのだとか・・・。そのために頂上付近には旅館がある。
その近くに売店もあって、カップ麺を買って食べたんだけど。やっぱりそういうところで食べるものは雰囲気がいいせいかおいしく感じるんだよね!!
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泰山への行き方 |
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泰山へは簡単にたどりつける・・・・・まあ列車のチケットが買えればだけど。
北京から上海までの列車、もしくは上海から北京までの列車に乗る。
山東省の「泰山」駅で降りる。
★方法1★
駅前から出ている3番のバスに乗って「红门」で降りる。バス代1元。
「红门」がいわゆる泰山の上り口。そこで入場料を買って歩きで登り始める。これが最長ルートだ。(すべて徒歩)歩く速度によって5−10時間かかると言われている。
★方法2★
駅前から出ている3番のバスに乗って「红门」を超え、「天外村」で降りる。
「天外村」には泰山の中腹まで行く専用バスがあるのでそれに乗る。バス代18−20元。
「中天门」は泰山の中腹、海抜847mの位置にある。そこから徒歩で山頂までだいたい3,4時間くらい。
「中天门」から山頂付近までロープウェイもある。
★方法3★
駅からタクシーで「中天门」まで行き、そこからロープウェイで山頂付近まで行く方法。
一番早く、体力の消耗が少ない。
タクシーで駅から「中天门」までは70元〜くらい。 |
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