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中国の一部では−日本人お断り

日本人、フィリピン人、ベトナム人と犬は入るべからず


少し前の記事(2013年2月27日)英BBC中国語サイトで
「日本人、フィリピン人、ベトナム人と犬は入るべからず」と書いた張り紙を出した北京の飲食店の写真があった。


上記問題の張り紙は、北京・後海の恭王府近くにある飲食店が出した。これを撮影した写真がインターネット上に公開されたことから、多くのユーザーの注目を集めることとなった。

ベトナムの政府系新聞は「この張り紙がネット上で激しい怒りを巻き起こした」と報道。
多くのベトナム国民はこれを「「中国が非難されるべき極端なナショナリズムの良い例」だと認識しているという。
同紙はさらに「これは愛国主義ではない。愚かな過激主義だ」との論説も掲載した。

ネット上には「若い世代に憎しみを教え込むから、こんなことになる」「この飲食店の店主は中国政府に洗脳されているんだ」と非難のコメントが相次いだ。

あるフィリピン人記者は、張り紙について「北京の飲食店の露骨なレイシズム(人種差別)」とツイッターに書き込んだ。
「この店主は何を言ってるんだ。中国人は胎児だろうが爪だろうが、なんだって食べるくせに!」と怒りをあらわにするフィリピン人ユーザーも。
フィリピン外務省の報道官は27日、記者団の質問に「北京の飲食店の張り紙は領海主権に対する個人の立場を表したにすぎない」と答えている。


このような嫌日感情は一部の地域というよりも、個人的な感情のようだ。
ネット管理人「やわらん」が中国ですでに5年近く生活しているが、感情をあらわにしたり、面と向かって「日本人は嫌いだ」と言われたことは数えるくらいだ。(ただ表に出さないだけなのかもしれない)
多くの中国人たちは「問題は国と国、政治家と政治家の間にあって、一般市民にはなんの感情もない」と言う。

ほんとうにそうであってほしいものだが、実際どうなのだろうか?


下記の写真は、日本人を嫌う者たちが掲げる嫌日表示なので、これを見たらその店に入るのは避けよう。
不必要に彼らの感情を逆撫ですることはないのだから。

中国語の「不接待日本人」というのは、文字通り、日本人お断り!!(来ても接待しないよ!!)という意味だ。
ちなみに中国語の「日本人与狗禁止入内」は「日本人と犬はお断り」で日本人を犬と見立てている。



日本人お断り1

日本人お断り2

日本人お断り4

日本人お断り5

日本人お断り6

日本人お断り7

日本人お断り8

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