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中国の大気汚染が過去最悪な数値に。外出は控えよう!!
(2013年01月14日)(2013年01月21日)
中国の大気汚染が過去最悪を記録(北京の大気汚染)
中国の大気汚染が最悪,北京の街並み

中国各地で有害物質を含んだ濃霧が続き、北京の大気汚染の観測地点では、6段階の指数で最悪の「深刻な汚染」を1月10日から4日連続で記録した。中国メディアによると、観測史上初めてのことで、呼吸器系疾患の患者が急増しているという。

汚染の主な原因は車の排ガスなどに含まれる「PM2.5」と呼ばれる微小粒子状物質で、多くの観測地点で基準値を6倍以上上回っている。

北京市当局はこれまでで最も警告度が高い警報を出し、市内の小中学校に対し屋外での運動を取りやめるように通知したほか、外出を極力控えるように呼びかけている。有害物質を含む濃霧は華北地方を中心に広がっており、汚染物質が拡散しにくい状態は今後も3日程度続く見通し。 街全体に有害物質が立ち込め、住民が汚染された空気を吸っている状況に、ネット上では
「人間掃除機」「大気汚染のせいで美女がマスクをしてしまう」といったジョークが登場している。
観測センターによると、現在北京市のPM2.5(微小粒子状物質)は1立法メートルあたり700マイクログラムという高濃度値を示している。

また小中学校では今後3日間は屋外での体育の授業は中止されることとなった。
中国の大気汚染が過去最悪を記録(北京の大気汚染)
中国の大気汚染が最悪


人民日報は記事「中国各地で濃霧が発生、大気汚染は観測限界を突破」を掲載しているし。 河南省の一部では空気品質指数が最悪となる500を表示。観測限界を超えた汚染となっている。

濃霧や大気汚染はさまざまな問題を生み出している。濃霧による渋滞や交通事故、航空便の遅延や取り消しなど。もちろん健康被害も深刻。

ある専門家は朝6時から8時、午後8時から10時は大気汚染のピークだと警戒し、
なるべく外に出ないようにすること
外出時はマスクをするべきだと助言している。


どこの都市でもマスクをする人が目立つ、にしてもかわいいマスクだな。。
中国の大気汚染が最悪

北京の天安門広場から、前が見えない。。。。
中国の大気汚染が最悪

(2013年1月21日)
こうしたことを受けて、中国政府は、北京の大気汚染対策で新たな規則を発表する。こうした規則は異例で前回臨時対策として発動された措置を正式な規則と位置づけたもの。

大気汚染が適正水準を超えた日は、工場の閉鎖や石炭燃焼の自粛、一部車種の走行禁止などが含まれる。

北京では、大気汚染の水準が国際的に定められた基準ぎりぎりの日が多く、最近では頻繁に野外活動を自粛するよう呼びかけている。

また大気汚染の悪化が政治に対する不満増大の原因となる可能性があり、国内メディアは、政府当局者らが家庭でもオフィスでも高価な空気清浄設備を利用していることなどを報じ、特権や格差拡大に対する国民の反発を招いている。

直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質「PM2.5」の大気中濃度は300に達すると危険水準とされており、世界保健機関(WHO)は一日の基準として20以下を推奨している。 しかし1月19日の一部市内の「PM2.5」濃度は400、先週末には755となっていた。
当局者らは当初、「PM2.5」を大気汚染指標から排除し「霧」と表現していたほか、ある当局者は、米大使館がネット上で独自に「PM2.5」濃度を公表しているのは内政干渉と批判した。
だが現在は、国営メディアが大気汚染を主要な問題として報道することが可能となっている。



(2013年2月1日)

2013年2月1日、シンガポール華字紙・聯合早報は記事「工程院院士・鐘南山、中国の大気汚染はSARSより恐ろしい」を掲載した。

2013年に入って以来、中国各地では深刻な大気汚染が観測されている。一般市民の不安も募り、薬局ではマスクが売り切れるなど騒ぎが広がっている。
中国工程院の鐘南山(ジョン・ナンシャン)院士は中国中央電視台(CCTV)に出演し、中国の大気汚染は2003年の新型肺炎(SARS)以上に恐ろしい、誰も逃れることはできないと警告した。

鐘院士によると、北京市の肺がん患者数は過去10年間で60%増加した。この背景の一つとして大気汚染があるという。また、喉頭炎や鼻炎、目の疾患の要因にもなっているほか、今後はより重大な健康被害が出現するだろうとコメントした。
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