富士山で「釣魚島は中国の領土」と主張


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4歳児をつれて富士山で「釣魚島は中国の領土」(2012年10月03日)

中国人一家が4歳児を連れて富士登山。
目的は山頂で「釣魚島（尖閣諸島の中国側通称）は中国領」と主張すること。
中国ではかなり不評のようだ。

蘇省南京市在住の男性が9月末、4歳の息子とその姉を連れて富士登山を試みた。目的は山頂で「釣魚島（尖閣諸島の中国側通称）は中国領」と主張することだった。
食料や飲料水、防寒など何の備えもせずに登山したため、疲労と飢え、寒さに苦しんだ。
結局は頂上までいけず、8合目の山小屋にいた日本人の助けを得て、無事下山できたという。
父親は帰国後、息子に「釣魚島は中国に属する」と書いた横断幕を掲げさせた写真などを公開している。

ネット上での反応は様々だ。
「大ばか者。子どもは被害者だ。中国人はいつになったら、思考能力を身につけるのか」
「日本への抗議は支持する。しかし私は3歳の子の父として、4歳児をつれて富士山に登ることには、まったく反対する…（中略）…悪天候になったら、おそらく親子でえんまさまのところに行くことになる。子どもがかわいそうだ」
「愛国には理性が必要だ」
「まったく感動しない」
「一般人は皆平和と友好を望んでいる。騒いでいるのは政客だ」
などの書き込みがある。

8合目の施設にいた日本人は子どもに手袋や帽子、衣服などをプレゼントし、下山のための道を教えた。
これに関しては
「日本人に助けてもらいながら、感謝の表明もない。こんな者が愛国者か」
などの意見がある。

日中の立場を置き換えた論評もある。
「日本人が中国にきて長城で同じことをしたら、どうなることか」
「日本人の親子が中国で山に登ったら、殴りころされる。このことは、日本の民衆が比較的理性的であることを示している。わが国には、愛国のスローガンを掲げて、破壊活動をする者がいる。ちょっと比べてみろ。それ以上、言うべきことはない」

どうやら8合目で写真をとったらしい。頂上までは到達できず…。
中国人が富士山で「釣魚島は中国のもの」